社殿祈祷

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祈祷とは身も心も清めて神さまの御加護を頂けるように願い求める

お社の前で、お賽銭を入れて拝礼するのは略式参拝(一般参拝)で、それに対して、社殿に上がり神様のご加護をいただけるように祈願するのが「ご祈祷」です。
このご祈祷は神様に祈りを捧げる作法として最も丁寧なお参りの方法のひとつです。
神様へのお気持ちとして、初穂料(ご祈祷料)をお納めいただき、皆様のさまざまな願い事を、神職が祝詞を奏上してご奉仕しています。

社殿祈祷には、子授けや安産祈願、初宮詣、七五三、入園や入学奉告、成人奉告などの人生儀礼や、家内安全、商売繁盛、交通安全、心願成就、病気平癒(へいゆ)などがあります。

野田市最古の社「櫻木神社」では、安産祈願、初宮詣、七五三、厄除け合格祈願などの社殿祈祷の他、出張祈祷も行っております。
初宮詣は、初めて神社へ参拝し、氏神さまに氏子になる挨拶をするための儀式です。
七五三も初宮詣に詣でた神社へ参拝することで、氏神さまとのより深いご縁が結べると言われています。

基本的には氏神さまへ詣でるのが本来のしきたりですが、当社が氏神神社でない方も、もちろんご祈祷いただけます。一番大切なのは、身も心も清めて真心を込めて祈ることです。

 

正しい参拝方法
正しい参拝方法

神社には、古くより伝えられている独特の作法がありますが、形にとらわれてしまい、終始形式的になりがちです。
大切なのは形にとらわれるのではなく、皆様のお心です。神様を敬う気持ちと感謝の気持ちを持ち、祈ることです。

「手水舎(てみずしゃ)」から「二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)」の流れは神社にお参りする基本となり、神さまに対する自分の気持ちを形として表すのがこの作法です。
この作法の意味を理解していただき、思いを込めて清浄な気持ちでお参りししていただければ幸いです。

 

その1鳥居をくぐる時は一礼鳥居から先は神様のいらっしゃる神聖な場所。
一礼をしてから入場しましょう。
その際、道の左側を歩く人は左足から、右側から歩く人は右足から鳥居に入りましょう。

その2参道は端を歩く参道の真ん中は神様のお通りになるところですので、端を歩くようにしてください。
神社内で大きな声を出したりせず、静かに内観しながら歩くことをおすすめします。

その3手水舎で手と口を清める普段目には見えない自分についた「罪・穢れ」を祓うため、お参りする前に手水舎で手と口をすすぎ、心身を清めます。
この際、ひしゃくに直接口をつけてはいけません。

その4お賽銭を奉納お賽銭は報恩感謝の真心を表すものです。
本殿に向かって軽く一礼し、賽銭箱(さいせんばこ)にお賽銭を奉納します。
お賽銭は投げたりせず、そっとお賽銭を入れるようにしましょう。

その5二拝二拍手一拝二拝二拍手一拝でお参りします。
最初の二拝は「おじぎ」や「祈り」を意味します。二拍手は「気の浄化」や「神様への賛美」を示し、最後の一拝(一礼)は「お参りさせてもらったことのお礼」を表しています。

その6帰るときまで感謝を忘れずに帰る際も感謝の気持を忘れず、鳥居をくぐったのちに本殿のほうへ向きなおり、一礼するのが望ましいです。
さらに、神道の作法により、鳥居をくぐる際は左足で越すと、なお神様に近づけます。

 

手水舎の作法

1. 右手でひしゃくを持ち、水を汲くんで左手を清めます。
2. ひしゃくを左手に持ち替え、右手を清めます。
3. ひしゃくを右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。
※ひしゃくに口を付けたり、水を飲んだりしないようにしましょう。
4. もう一度、左手を清めます。
5. ひしゃくを両手で立て、残った水でひしゃくの柄を洗い流します。
6. 柄杓を戻すときは伏せて置きます。

二拝二拍手一拝の作法

1. 神前に進み姿勢を正します。
2. 腰を深く下げ、2回お辞儀をします。
3. 胸の高さで両手を合わし、肩幅程度に両手を開いて2度拍手します。
4. 両手を合わしたまま、住所と名前を述べた後、心を込めて祈ります。
5. もう一度、深くお辞儀します。

 

初穂料とは

神社でご祈祷を受けられる際、地鎮祭など出張祭典を受けられる際にご祈祷料(初穂料)をご用意いただきます。
「初穂」とはその年に初めて収穫されたお米のことです。この初穂、まずご神前にお供えして収穫と豊作を神様に感謝する習慣がありましたが、生産者以外の方、また季節がずれると初穂・初物は手に入りません。
そこで初穂・初物の代わりとして「お金」が神様にお供えされるようになり、神前にお供えする金銭を「初穂料」と呼ぶようになりました。

このご祈祷料(初穂料)に関して、「熨斗袋(のしぶくろ)の表書きは何て書けばいいのか?」というご質問をよくいただきます。
「表書き」「内袋」の書き方をご紹介いたします。

初穂料のし袋の書き方
初穂料のし袋の書き方

■表書き
水引き(紅白蝶結び)の上段には「初穂料」もしくは「御初穂料」とお書き添えください。
下段には、「祈祷を受ける方のお名前」をご記入ください。
安産祈願は「夫婦の姓のみ」もしくは「夫婦連名」
初宮詣、お食い初め、初誕生祭、七五三は「お子様の氏名」
■内袋の表面
中央に漢数字で金額を書きます。毛筆または筆ペンを使い、濃くはっきりと書きます。
■内袋の裏面
左下に住所と氏名を書きます。

 

社殿祈祷のお申込みについて

社殿祈祷のお申込みについて

ご祈祷は毎日の9:30~16:30の時間内、随時行っております。
約20分間隔で実施しており、ご祈祷の所要時間は約20分程度です。当日の受付のみ、ご予約は不要ですので、直接受付へお越しください。
尚、正式参拝、初誕生祭、お食初式等はご予約が必要です。
詳しくはお電話にてお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

雨の日も安心して濡れずにご祈祷へご案内しております。お車は「車寄せ」へお着けください。
尚、例祭や結婚式などで受付ができない時間帯もございますので、ご予定のある方はお問い合わせの上ご確認ください。

殿内は靴を履いたままのイス席の着席となっています。車椅子での入殿も可能ですので社務所にお申し付けください。
受付、控え室、殿内全て冷暖房が完備されていますので、初宮参りのお子様にも安心してご祈祷が受けられます。

 

祈願料 五千円、一万円。その他特別祈祷二万円以上は要予約。
祈願内容 開運良運、初宮、安産、良縁、厄除け、 交通安全(車祓い)、家内安全、方位除け、八方災難除、安産、七五三祝祭、お食 い初め、初誕生、健康祈願、 病気平癒、商売繁盛、必勝祈願等々。
その他諸願受付いたします。
団体祈願 地鎮祭、竣工祭、上棟祭、新宅祭、工事安全祈願祭等々。その他諸願受付いたします。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
ご予約・お問い合わせ先 詳しくは社務所までお尋ねください。
TEL:04-7121-0001(受付時間:9時~16時)

祈祷のご案内


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